7年ぶりにヤツらが帰ってくる!
「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」製作報告会見
2010年2月23日

新旧オールキャスト、圧巻の勢揃い!!
<上段左から、伊藤淳史さん、小野武彦さん、北村総一朗さん、
斉藤暁さん、佐戸井けん太さん、小林すすむさん、
下段左から、小泉孝太郎さん、ユースケ・サンタマリアさん、
深津絵里さん、織田裕二さん、柳葉敏郎さん、内田有紀さん、小栗旬さん>
1997年の連続ドラマに始まり、日本映画史の歴史を塗り替える大ヒットとなった劇場版、多くのファンの声に後押しされて製作されたスピンオフと、さまざまな展開を見せてきた「踊る大捜査線」シリーズ。その待望の最新作「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」の製作報告会見が2月23日、東京・台場のフジテレビ球体展望室にて行われ、主演の織田裕二さん、柳葉敏郎さん、深津絵里さん、ユースケ・サンタマリアさん、小泉孝太郎さん、内田有紀さん、佐戸井けん太さん、小林すすむさん、伊藤淳史さん、小栗旬さん、北村総一朗さん、小野武彦さん、斉藤暁さん、本広克行監督、脚本の君塚良一さん、亀山千広プロデューサーが登壇しました。
実に7年ぶりとなる本作には、強行犯係の係長に昇進した青島や相変わらずのすみれなどお馴染みの面々に加え、新たなメンバーも登場。新湾岸署への引越しの真っ最中に次々と事件が起こり、またしても翻弄される湾岸署員たちの姿を描きます。現在は1月6日のクランクインから1カ月半が経過し、全体の3分の2ほどを撮り終え佳境を迎えたところ。この日も直前まで撮影が行われており、徹夜の織田さんをはじめ、キャストの皆さんの口からは、「踊る」シリーズへの熱い想いと手応えが語られました。現場の雰囲気が伝わるようなやり取りに、期待と興奮が高まった記者会見の模様をレポートいたします。
なお、本作は6月の完成を目指し、3月中旬にクランクアップする予定です。
記者会見(挨拶順)
| 亀山千広プロデューサー |

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レインボーブリッジを封鎖してから7年、その後、湾岸署、そして警視庁はいろいろありましたけれども、彼らが帰って参りました。本日をもって、製作をご報告できますことを非常に幸せに思います。この球体は、思えば1996年、いまから14年前の12月5日にドラマのレギュラーシリーズの記者発表をやった記念すべき場所です。あれから13年近く経ちまして、また同じメンバーとここに立てることを非常に幸せに思います。ここから先は皆様に委ねて、今年の夏が熱くなるようにやっていきたいなと思います。
前回はレインボーブリッジを封鎖しましたので、今回は封鎖から解放へということで、「ヤツらを解放せよ!」という副題をつけました。本日は、引越しした新湾岸署の開署式のシーンを、このメンバー全員で撮って参りました。新しい湾岸署が本日めでたく開署したところです。そんな新湾岸署でいろいろなことが起こります。いまの映像にもありましたように、占拠されて、中に閉じ込められた人間が果たして逃げられるんだろうかということも含めて、「ヤツらを開放せよ!」というタイトルです。閉塞感に満ちている日本ではありますが、この夏はこのメンバーで笑顔を解放すると思いますので、よろしくお願いいたします。 |
| 君塚良一さん(脚本) |

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お待たせいたしました。この「パート3」はシナリオ作りに苦心しましたけれども、いままでのテレビシリーズ、映画のどの作品よりも面白くできあがりました。いままでのどのシリーズよりも笑えて、泣けて、ハラハラできるエンターテインメントになっていると思います。必ずや皆さんの期待にお応えできると思います。 |
| 本広克行監督 |

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今日も撮影をしておりました。現段階で3分の2ぐらいを撮った感じです。僕の顔が赤いのは日焼けで、一杯ひっかけてきた訳ではありません(会場笑)。
ユースケさん:
当たり前でしょ(笑)。 |
| 織田裕二さん(青島俊作役) |

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係長になりました。なったといっても、良いことはあまりなくて、悪いことは今まで以上に増えたなあという感じです(笑)。今回の「踊る」には2つのテーマがあると聞かされていて、一つは「仲間」、そしてもう一つは「生きる」だと。「生きる」というと、「踊る」らしくないなと思われるかもしれないんですが、踊る流の「生きるって素晴らしいね」というのがテーマになっています。
映画館を出た後に「幸せないいものを観たな」と思ってもらえる、そして、優しい気持ちになってもらえる、そんな映画になるんじゃないかなという予定です。 |
| 柳葉敏郎さん(室井慎次役) |

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警察庁長官官房審議官警視監、室井慎次を演じました。明らかに出世しております。さきほど、君塚先生の方から「笑いあり、涙あり、ハラハラドキドキ」という言葉がありました。そこにプラスしてください。「室井のイライラ」も感じてください(会場笑)。 |
| 深津絵里さん(恩田すみれ役) |

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7年ぶりに(昇進できずにいる)残念な感じのすみれを演じました。冷静に考えるとゾッとするぐらい時間が経っていて驚いてしまいます(笑)。お馴染みの皆さんとのチームワーク、そして新しくメンバーに加わった皆さんのエネルギーをお借りして、7年ぶりのすみれを無理せず演じたいと思います。 |
| ユースケ・サンタマリアさん(真下正義役) |

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せっかくスピンオフで「交渉人 真下正義」というのをバーンとやったのに、今回は元交渉人ということで、なぜそんなことになってしまったのか、ぜひとも映画を楽しみにしていただきたいと思います。今回、いつものみんなとまたご一緒できて、新しい仲間のみんなも加わりました。先ほど亀山さんも言いました。「踊る大捜査線 THE MOVIE3 今度は戦争だ!」と(会場笑)。あれ、違いましたっけ(笑)?
もちろんいままでと繋がってはいるんですけれども、新章に突入したなという印象です。……そういう印象を受けているのは僕だけですか(会場笑)? 懐かしい感じもしながら、いつもと確実に違う新鮮な緊張感も感じています。すごく楽しい現場です。いままでのドラマ、スペシャル、映画「1」「2」、スピンオフも面白かったと思いますけれども、それをすべて超えた作品が今回できるんじゃないかなと、そんな気がしてなりません。 |
| 小泉孝太郎さん(小池茂役) |

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ユースケさんの後のコメントは非常にしづらいです(笑)。僕は「踊る」には「2」の「レインボーブリッジを封鎖せよ!」から参加して、その後のスピンオフ、そして今回の「3」と、まさか3度も小池を演じられるとは思わなかったので、本当に現場では幸せな思いでいっぱいでした。僕は役柄的にずっと建物の中にいる設定で、織田さんたちの雰囲気や映像がどうなっているのか全然分からないので、いち視聴者のような気持ちでいまから完成披露試写がとても楽しみです。「踊る」のファンの方だけでなく、初めて観る方でも絶対に楽しんでもらえる作品になると確信しています。 |
| 内田有紀さん(篠原夏美役) |

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篠原夏美を12年ぶりに演じることになるとは思ってもみませんでした。連続ドラマの時から「踊る大捜査線」の大ファンで、12年前にミニパトの婦警さんをやった時には、「女・青島」というちょっとおこがましい名称をいただいて、織田さんが演じる青島さんのビデオを何回も観て真似したりして、いちファンとして楽しんでいました。
今回は12年経って、憧れの青島さんの下で働けるということで、12年前の夏美がまっすぐ成長して、青島さんの部下としてやっていけるように、一生懸命に撮影に臨みました。皆さんのチームワークの良さに素晴らしいなと思ったり、現場にいるのが夢のようで、楽しんでいます。 |
| 佐戸井けん太さん(魚住二郎役) |

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無事に私も課長になりました。良かったなと思っております。今回はちょっと間が空いて7年ぶりですので、「どうかな?」と思いながら初日の撮影に向かったんですが、この格好をしてこの髪型で皆さんの顔、そしてスタッフの顔を見た途端に「あ、すんなりと入っていけるものだな」と、ビックリした次第です。活気溢れる現場です。その雰囲気をそのまま画面にのせて、お客樣方に楽しんでいただければいいなと思っております。きっとそうなると確信しております。 |
| 小林すすむさん(中西修役) |

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ヒップアップの小林です(会場笑)。もう少しフラッシュどうぞ(会場笑)。河田町のフジテレビで「THE 漫才」という番組に出演してピークを迎えました。それから30年が経ちまして、「踊る」で第2のピークを迎えようとしています。映画とは何も関係ありませんが、よろしくお願いいたします(会場笑)。 |
| 伊藤淳史さん(和久伸次郎役) |

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僕も「踊る大捜査線」の大ファンでした。まさか自分が「踊る大捜査線」に出て、この場所に座るとは思ってもみませんでした。初日に青島さんが現場にいるのを見て、まだ自分が出演するという実感もなく、夢のような気持ちになりました。いまだにそういう感覚はあるんですが、今回はいかりや(長介)さんが演じられた和久さんの甥という大変責任のある大きな役をいただいて、プレッシャーも感じていますが、皆さんに助けられながら毎日楽しく現場でお芝居をしています。なんてな(会場笑)。
MC:今の「なんてな」は、やろうと決めていたんですね?
伊藤さん:
ちょっと……いっぱいいっぱいです(会場笑)。
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| 小栗旬さん(鳥飼誠一役) |

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僕も伊藤くんと同じように、まさかこんな形で参加することになるとは思ってもみませんでした。歴史的作品に参加できて、興奮しています。今回、こちらにいらっしゃる皆さんの中で、青島さんにも室井さんにも会っているのは、たぶん僕だけじゃないかなと思います。二人とお会いさせていただきまして、「あ、青島さんだ」「あ、室井さんだ」と思いながらお芝居させてもらって、すごくいい思い出になりました(会場笑)。 |
| 北村総一朗さん(神田署長役) |

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いつも能天気な神田署長です。でも世の中変わったよね。12年前は草ぼうぼうでここには何もなかったんだから。今度はあなた、新湾岸署に鉄壁の要塞ができるんだよね。あ、これ言っちゃいけなかったんだっけ(会場笑)? そのシステムが難しいんだよね。
ユースケさん:
北村さん、あんまり言わない方がいいですよ(笑)。
北村さん:
ああ、そうか。途中で止めないでくれるかい(会場笑)。それで、「ネットワークを使ってクラッキングしろ」とか言うんだよね。そんなの分かる訳……(ここで、小野さんと斉藤さんが「シーッ!」と注意をうながし)え? あ、そお? ま、とにかく難しいんだよね、このシステムが(会場笑)。だから僕には分からないんだ。それで所轄も本庁もみんな出世して、変わっていくんだよね。それは仕方ないんだけど、それで人間関係が複雑になるんだよ。ところがだね、僕らスリーアミーゴスは10年経ってもまったく変わらないんだよ。この変わらないということに、意義がある。ここ、力説したいんだよね。これは非常に大事なこと。10年経って全然変わらない人間、いるかね(会場爆笑)。まあ、次に渡しますので。どうもすみません(会場笑)。 |
| 小野武彦さん(袴田健吾役) |

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いまの北村さんの発言にハラハラして、何を喋ったらいいのか分からなくなりました(会場笑)。(北村さんに)言っちゃいけないことなんですから。
北村さん:
そうかい。それ知らなかったんだよね(会場笑)。
小野さん:
いかりやさんが亡くなられて、(北村さんが)メンバーのなかで最年長となりまして、連日、朝まで寒い中撮影してきたのでちょっとお疲れのようで。
北村さん:
そうなんだよね。よく無事でいられたよ(会場笑)。
小野さん:
君塚さんにも、「もし万が一、拉致される側と表に出られる側とに分かれるようなことがあるなら、60歳以上はなるべく中にしてもらいたい」とお願いしました(会場笑)。本日、無事に撮影が終わったところです。よろしくお願いします。
北村さん:
そうだね、終わりましたね。素晴らしい撮影でしたね(会場笑)。
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| 斉藤暁さん(秋山副署長役) |

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今回ずっと撮影を見ていたら、「ああ、みんな年とったな」と。
北村さん:
どういうことなんだ、それは(会場笑)。
斉藤さん:
要するに、スリーアミーゴスというのはひと回りずつ年が違うんですよね。
北村さん:
そう? そんなに違う?
斉藤さん:
「踊る」が始まった時、袴田さんはいまの僕ぐらいの年でしたよね。ですから、撮影している時、魚住さんも中西さんもみんな髪のところに白いものがね。
小林さん:
言えるかよ、人のこと(会場笑)。
斉藤さん:
いやいや、僕は変わらないですよ。ですから、歴史があるなというのは本当に感じました。署長もだんだんコントロールが効かなくなってます(会場爆笑)。昔はもうちょっとコントロールが効いたんですよ。でも、いまは何話すか分からない。本当に虚構と現実を行ったり来たりしてしまいますからね(会場爆笑)。横にいてハラハラします。そういうことで13年、経ってしまいました。面白い作品になると思います。 |
質疑応答
Q:「踊る3」への出演依頼があった時に、皆さんはどんな思いを抱いたでしょうか?
<“keep out”のテープの向こうには豪華キャスト集結> |
織田さん:
なにしろ、青島が係長になるなんて思っていなかったんですね。だから楽しめそうだなと。ここにも部下や新しい仲間たちがいますが、そこで悩まされる。そして、上からも無茶ぶりをされる。でも、いままでは上に向かって文句だけを言って事件を追いかけていれば良かったんですけれど、そういう訳にはいかず、ハンコ押しや、魚住さんから引き継いだ「健康診断、皆さん大丈夫ですか?」といった係長職もするんです。そういういままでの青島とはちょっと違うお芝居ができる楽しさがあるので、やればやるほど「『踊る』って奥が深いな」「また新しい設定の中で楽しめそうだな」と、ワクワクドキドキしています。
MC:7年ぶりの現場の雰囲気はどうですか?
織田さん:
実は、最初は昔からの湾岸署のメンバーとではないシーンが多くて、「こんな感じだったっけな?」と思っていたんですけれど、途中で元からいるメンバーと芝居をした時に「ああ、これこれ」という感じになって、ようやく「青島ってこうだったよな」というのがジワッときた気がしました。
柳葉さん:
この室井という男は、やる度に階級が変わるんですね。それを楽しみにもしているんですが、一度、広島の方にも飛ばされていますので、「一体、今回の室井はどんな室井になるんだろう?」という楽しみ半分、不安半分という気持ちでした。
深津さん:
「1」の時も「2」の時もそうだったんですけれど、「まさか」という気持ちでしたね。また、噂なんじゃないかなと思ったんですが、2度あることは3度あるんだなと思いました(笑)。すみれも、あの頃とはまた年代が違うので、女性はきっとその辺りで大きく変化することもあるでしょうし、「2」では撃たれてもいますし、「3」では刑事という仕事に対してどのように向き合っているのかなということを思いながら台本を読みました。そのうえで、「生きる」ということの素晴らしさをすみれは一番感じていると思うので、その辺りをしっかりと自分の中で埋めていくことが必要だなと思って、とても難しい台本だなと思いました。
ユースケさん:
噂だけはあったんですよ。「2」をやってから1年ぐらいして、「『3』やるみたいだよ」「本当に?」と。でも、それはデマだったんですよ。それから半年ぐらいして、また「『3』やるんだってね」「本当?」というやり取りがあって、またデマだったんですよ。そんなことが5、6回あったので、今回もデマかと思ったら本当だったんです(笑)。織田さんから聞いた時に「あ、本当なんだ」と思いました(会場笑)。
MC:亀山さんから聞いた時には?
ユースケさん:
デマだと思いました(会場笑)。亀山さんが一番そういうことを言うんですよ。「そろそろ」とか、亀山さんが噂を流してるんです(会場笑)。だから、織田さんから聞いて「本当にやるんだな」と。嬉しかったです。
小泉さん:
僕は「踊る」シリーズの連ドラからの出演ではないので、僕の中では「交渉人 真下正義」で、「これで一生、小池を演じることはないな」と思っていました。でも、自分の中では「またいつか小池を演じてみたいな」という気持ちがあったので、素直に嬉しかったです。本当に「ない」と思っていたことが実現したので。
内田さん:
この12年の間に、普通に「踊る」の映画を観に行きました。ただ、憧れだった刑事課に入れることは、成長著しいなと思いますし、ひたすら青島さんの右腕になれるぐらい頑張ろうと思って撮影に臨みました。
佐戸井さん:
私も出てることを知って、良かったなと思いました(笑)。
小林さん:
私も番宣にガンガン出て、ピークを迎えたいと思いました(笑)。
伊藤さん:
自分もこういうお仕事をしていますが、「踊る大捜査線」は夢や理想というか、出たい作品に到底収まりきれるものではないと思っていたので、「踊る大捜査線」に出るということを聞いた時は実感も何もなかったですね。喜びという感情の種類では表現できないぐらいの思いがありました。
小栗さん:
本当に一番最初に聞いた時は、「嘘だ、無理むりムリ」と思いました。
MC:小栗さんは、テレビシリーズの時は何年生でしたか?
小栗さん:
中学生ぐらいですね。
<スリーアミーゴスのオトボケは健在!> |
北村さん:
(やおら立ち上がって)スリーアミーゴスは不滅です! 不滅です! よろしくお願いします(会場爆笑)!
MC:北村さん、立てたんですね(笑)。
北村さん:
立てますよ(会場笑)。ただやっぱり長いことは立てないね。
小野さん:
湾岸署の仲間はほとんどが出世して、役者さんとしても成長してるのかなと。成長していない我々だけが出世しなかったのかなと、ちらっとひがみました(笑)。それは冗談ですけれど、小栗くんなんかは「パート2」が終わった頃に親子をやったことがありまして、月日が経つのも感慨深く感じた次第です。
斉藤さん:
いろいろな方から「次、やるの?」と聞かれたんですけれど、「無理むり、みんなスターになって忙しくなっちゃったから。スケジュールおさえるのが大変なんだよ」と言っていたんです。ユースケさんみたいに話は聞こえてくるんですけれど、やっぱりデマだというのが分かって、「やらない、やらない」と言っていたのがやるようになっちゃったんですね。ただ、スリーアミーゴスは出世もしないし、終生変わらないだろうなと。だから、スッと入れました。
ユースケさん:
何も考えてなかったでしょ?
北村さん:
よく意味が分からないんだよね(会場笑)。
斉藤さん:
だから、変わらないだろうなということですよ。本当は丸の内署かなにかに行くのが、ね。あの、助けてください(と、北村さんに泣きつく斉藤さんに会場笑)。
北村さん:
そう、それが夢なんですよ。はい。
斉藤さん:
そういうことです(会場笑)。
Q:13年も同じキャラクターを演じることには、どんな思いがありますか?
織田さん:
やっと係長ですから、まだまだという感じです。
MC:スッと入れる感じですか? それとも、掘り返して青島俊作を出してくる感じですか?
織田さん:
それはやはりスタッフ、キャストの力ですね。この作品になるとみんな集まってくれるんですよね。その人たちの熱意がすごくて、いつも驚かされるんです。今日もさっきまで使っていた小道具を持ってきてしまったんですけれど、こんなボールペン1本にまでわざわざ「平成21年度湾岸署総合大運動会」とかね(笑)。これの打ち合わせに何時間かけてるんだというぐらい、一つ一つ、映るかどうか分からないところにまでこだわるので、それが「踊る」を作ってきたのかなと思います。
深津さん:
これほどまでに長く演じたキャラクターはないですし、今後も出会えないと思います。とてもすごい出会いをしたなと思っています。この7年の間に皆さんにもいろいろなことがあって、そのエネルギーを毎日もらっている気がしています。ただ、この先のことは今はあまり考えられないですし、作品が今後もあるかどうかは分からないですが、年に一回ぐらいは集まってご飯でも食べたいなと思ったりしています(笑)。
MC:ユースケさんは瞬間的に真下になる感じがしますけれども。
ユースケさん:
いや、真下になるのは結構大変なんです。初日前とかも、「真下ってどうだったっけな?」と、いろいろ考えるんですけれど、結局答えが出ずに現場に行くんです。そこでみんなの顔を見て、パッと思い出すみたいな。「1」の時も「2」の時もそうでした。あとは以下同文なんですけどね(会場笑)。こんなに長い役なんてないですよ、今後もね。特別な役だし、愛おしいですよね。
柳葉さん:
台本をもらって自分なりに室井の成長を考えるんですけれど、やっぱり現場に行くと、そこにいる監督をはじめとしたスタッフの皆さん、そして共演者の皆さんが室井を成長させてくれるという実感があります。審議官室の中に、なまはげの面やもみじ饅頭があって、この作品に携わる皆さんの支えで室井も成長しているんだなと感じています。
Q:「踊る」の現場に戻ってきたなと感じられた瞬間は、いつどんな時ですか?
亀山プロデューサー:
それはやっぱり台本ができあがった時ですよね。デマを飛ばしたつもりはないんですけどね(笑)。刷り上がって、みんなに渡すのが決まった時に「さあ、始まるんだ」と思いました。
本広監督:
青島さんがあのコートを着た瞬間ですね。僕はいつもそう思っています。
君塚さん:
僕は脚本家なので、パソコンを開けてタイトルを書いた時ですね。
小野さん:
やっぱり台本をいただいた時です。それと、セットを初めて見た時ですよね。「青島くん、すみれくん」と言った時もかな。
北村さん:
東宝の門をくぐった時ですね(会場笑)。
MC:かなり早い段階ですね(笑)。
北村さん:
ええ、感動しました。
斉藤さん:
僕はこの服を着た時。これを着て、3人が揃った時に「ああ、またやれる」と、感動ですよね。
佐戸井さん:
髪の毛をオールバックにしてベストを着た時に、鏡を見て「ああ、ここに戻ってきたな」と思いましたね。
小林さん:
「恩田くん、恩田くん、恩田くん」と喋った時ですね(会場笑)。
小泉さん:
撮影初日に衣装部屋に入った時に、一番目立つところに青島さんのグリーンのコートがあったので、それを見た時に完全にスイッチが変わったのを感じました。
ユースケさん:
僕の衣装って、どんどんバージョンアップしているんですね。今回はドルチェ&ガッバーナを着ているんですけど、ちゃんとそこまで考えてくれてね。
MC:それは本当ですか?
ユースケさん:
本当です。ここで変な嘘をついても何のメリットもないでしょ(会場笑)。ちょっとスリムなスーツを毎回着るんですけど、その時に「あ、本当にやるんだな」と。あとはやっぱり台本をもらった時ですね。「踊る大捜査線」の台本って、デザインがすごく格好いいんですよ。本稿がきた時に思いますよね。
深津さん:
私も徐々になんですけれど、控え室に「恩田すみれ 深津絵里」と書いてある字を見た時と、そこに入って「あ、自分はすみれなんだ」と思った時と、湾岸署のセットの独特の匂いを感じた時と、青島さんと目が合った時です。
MC:匂いというのは、具体的にどんな感じなんですか?
深津さん:
ちょっと表現できないんです。とても難しいんです。
ユースケさん:
スモークみたいなね。
深津さん:
独特の匂いがあるんです。
ユースケさん:
スモークを焚いてるからね。って、そういうことじゃないのかな(会場笑)。
柳葉さん:
今日、皆さんの顔を見た時です。なんせ、僕は会議室だけで。今日初めて、小栗くんと青島くんとのシーンを撮って、他の皆さんとは会えなかったんです。(北村さんたちに)「踊る」ですよね~(会場笑)!
織田さん:
僕は一人一人との芝居の間ですね。これはやっぱり「踊る」だなと思いますね。
MC:独特の間がありますか?
織田さん:
これは監督がつけたり、やっているうちに掴んだ呼吸なんでしょうけれど、これが独特なんですね。他の作品ではないし、「あ、『踊る』の間だ」と思います。
Q:「踊る」の現場に入って、一番感動したのはどんなことですか?
内田さん:
以前にやった時は、織田さんとちょっとだけしかお芝居ができなかったので、今回は本当に幸せでした。織田さんがみんなに「青島さん」と呼ばれている瞬間も、コートを着た時も、「ああ、本物だ」と思いました。
小栗さん:
青島さんに会った時に感じました。
MC:「織田さん」とは感じないんですか?
小栗さん:
僕は初日が、青島さんと車の中で二人きりというシーンからだったので、「あ、青島さんが運転してくれてるな」と思った時に「踊る大捜査線」に参加しているんだなと思いました。
伊藤さん:
僕も青島さんが目の前にいる時ですね。お芝居をする時なんですけれど、「青島さんがいる!」と思って、その時はものすごく感動しました。それと、クレーンを使ったカットが多いということですかね。会議室の中でもクレーンとレールを使うことに驚きましたし、大作だと感動しました。
Q:小栗旬さんとの共演に注目が集まっていますが、織田さんから見て小栗さんはどんな印象ですか?
織田さん:
(小栗さんとは)初めましてなんですね。さっき小栗くんも言っていたけど、車の中でのシーンが最初で、敵か味方かよく分からないんですよ。すごくキレそうだし、でもスキだらけにも見える不思議な人で、これは映画が仕上がらないと、台本をもらっているくせにどういう人なのか分かりません。ただ青島は、青島として誰にでも接している感じがあればいいかなと思ってやっています。実は明日、僕たちの中では本番かなと思うシーンがあるので、いよいよですね。
Q:7年ぶりで進化した部分、前作とはここが違うという部分はありますか?
織田さん:
とりあえずスーツは3着ダメになりました。それぐらい、思ってもみなかった激しいシーンが……(と、顔色をうかがって)そこは単純に破れただけです(会場笑)。
Q:「1」では青島さん、「2」ではすみれさんが危険な目に遭いましたけれども、今回、壇上にいる方で危険な目に遭う方はいますか?
織田さん:
それはちょっと……僕の口から言ったら大変なことになるので(笑)。ただ、現場に血は流れます。
Q:「2」は興行収入NO.1に輝いていますが、織田さんの中で今回の興行収入の目標はどれぐらいでしょうか?
織田さん:
僕は興行の方はそんなに(笑)。それはプロデューサーの方に聞いていただければ。
亀山プロデューサー:
とりあえず完成させることが先決なので、7月3日の公開に間に合わせることしか考えてないです。結果は後からついてくると思いますので、頑張ります。
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