映画 HOTNEWS

史上初!豪華客船で鉄骨レッド・カーペット!!「カイジ 人生逆転ゲーム」船上イベント

2009年10月4日

photo01

人生逆転クルーズにようこそ!

<藤原竜也さん>

福本伸行さんの大ヒットコミックを映画化した「カイジ 人生逆転ゲーム」。10月4日、横浜・大桟橋に停泊中のふじ丸号にて、主演の藤原竜也さんによるトークイベントが行われ、集まった200名の方々とジャンケンゲームなどを繰り広げました。

ふじ丸号は、カジノの舞台となったエスポワール号として映画に登場し、実際に撮影も行われた豪華客船。晴天に恵まれ、潮風がそよぐ開放的な雰囲気のなか、藤原さんの鶴の一声により様々な出血サービスが行われ、イベントは大変な盛り上がりとなりました。その模様をレポートいたします。

トークイベント

■映画に登場した地上250メートルの鉄骨を渡るシーンにちなみ、藤原さんが高さ40センチの鉄骨レッドカーペットを渡って登場!


<鉄骨レッドカーペットに藤原さん登場!>

<余裕の表情で渡る藤原さん>


藤原竜也さん(伊藤カイジ役)

1年ぐらい前ですが、深夜に来てまさにここで撮影をしました。皆さん、今日はせっかく集まってくれたので、写真も撮っちゃってください(会場歓声)。今日はわざわざ横浜まで来てくださってありがとうございます。僕は全国を駆け回り、大阪では色んな番組に出させていただきましたが、声がガラガラですみませんでした(会場笑)。スタッフも含め、この映画を一人でも多くの皆さんに観てもらいたいと思っていますので、ぜひ協力してください。よろしくお願いします。

質疑応答

MC:久々の鉄骨渡りでしたが、いかがでしたか?


<青空の下、爽やかな笑顔で登場>
藤原さん:
(映画と違って高さが40センチしかないので)走っても渡れるぐらいでした(笑)。映画では、地上250メートルのところで幅12センチの鉄骨を渡るんですが、実際には東宝の撮影所に4、5メートルぐらいの鉄骨を組んで撮影しました。

MC:高所恐怖症だと伺ったんですが……?

藤原さん:

そうなんです。先日、BeeTVの撮影でよみうりランドに行きまして、「竜也、バンジージャンプをしてほしい」と。高所恐怖症を克服する企画で「どうしてもやってほしい」と言われまして、ちゃんとセットして上まで登ったんですよ。でも、土下座して降りてきました(会場爆笑)。

MC:登ったけれど、バンジーせずに降りてきたと。

藤原さん:
「偉そうなこと言ってすみません」と言って(笑)。もう全然ダメ(笑)。皆さんの中にも来た方がいるかもしれないですね。先日、この「カイジ」のイベントでマカオに行ったんですが、あのマカオタワーというのが高さ300メートルあるらしいんですね。あそこはもう、吐き気がするぐらい怖かったです(会場笑)。でも、「カイジ」にも出ている松山ケンイチくんは、マカオタワーから飛びました!(マカオタワーは、展望台上からバンジージャンプできるようになっています)

MC:で、藤原さんは?

藤原さん:
僕はヘタレですね(会場笑)。飛ぶと何かもらえるらしいです。松ケンは、「松山ケンイチが来ている」とスタッフの間で噂になってしまって、飛ぶ気なんか全くなかったのに、上まで行かされて、さりげなく微妙に押されて「もう行くしかなかった」と言ってました(会場笑)。

MC:そして……藤原竜也さんは? そこで傍観?

藤原さん:
そうです(笑)。ちょっと忙しかったので(会場笑)。

MC:ということは、映画で過酷な目に遭いましたが、キャンペーンでも大変な思いをしてるということですね?

藤原さん:
大変ですね。うちの母親にも「あなた、テレビ出過ぎよ。しっかりしなさい」と言われました(会場笑)。いま、阿部寛さん主演で、蜷川幸雄さんが10時間ぶっ通しの舞台をやっていて昨日観てきたんですが、世界の蜷川に「『カイジ』のキャンペーン、がんばってるな」と言われて(会場笑)。初めて褒められた気がしました。それぐらい、多くの人に観てもらいたいという気持ちがあるんです。

MC:蜷川さんにもそう言われるってすごいですね! それでは、蜷川さんはこれから映画をご覧になるということですね?

藤原さん:
そうですね。オススメしておきました。それと、昨日は「20世紀少年」チームと飲みに行きまして、「20世紀少年」は5、6週トップを取っていると。皆さん、「カイジ」もやってやろうじゃないですか(会場拍手)!

MC:そこでも「カイジ」の宣伝をしてきたと。

藤原さん:
してきました(笑)。でも、「カイジ」のメンバーは僕一人だったので、10対1で肩身の狭い思いをしました。

MC:さて、この「カイジ」には、天海祐希さん、香川照之さんといった演技派の方々が出演していますよね。共演してみていかがでしたか?

藤原さん:
香川照之さんという俳優は、自分と似たところがあると思うんです。撮影では、「どっちが喰ってやろうか」という感じで、香川さんは「藤原を押さえつけてやろう」みたいな力強い演技でした。天海さんは、本番中でもふとした瞬間に気持ちが吸い込まれてしまうような不思議な感覚があって、すごい女優さんだと思いました。

MC:香川さんとの演技対決は見ものですね。ご自分でも色々と考えたんじゃないですか?

藤原さん:
今回は共演してみたい先輩方とやらせてもらって、普段だったらレベル0のラインから始まるところが、力のある方たちなので、何も考えなくてもレベル3くらいの、上のところからスタートできるんです。それにはすごく救われましたね。光石研さんにも救われました。

MC:光石さんとは、共演してどんな印象を持ちましたか?


<大桟橋にて、エスポワール号をバックに>
藤原さん:
光石さんは「この人の右に出る人はいないんだな」というぐらい、素晴らしい方だと思いました。自らイジられキャラに徹してくださって、後輩で下っ端の僕と松ケンにイジられてました。天海さんも香川さんも本当に良かったですし、山本太郎くんも「バトル・ロワイアル」「新選組」以来の共演で、久しぶりに二人で焼き肉を食べて、(「バトル・ロワイアル」監督の)深作欣二さんの話で盛り上がったりしてましたね。

MC:そんな思いもありながら、大変な撮影を乗り切ったんですね。

藤原さん:
約2カ月の撮影でしたけれども、本当に栄養失調になるかと思いました。キャベツで一日を過ごしたり、お酒も飲まないで、水分も取らないで、風呂にも入らないですから(会場驚)。それぐらい大変な撮影なんですよ、映画って(笑)。(映画のセリフを引用して)できるかどうかじゃない、やらなきゃダメなんだよ、皆さん(会場笑)。

MC:まさにカイジになりきっていた訳ですね。

藤原さん:
そうですね。パチンコ屋にも毎日行ってましたしね。(会場から「何の台?」との質問がとび)北斗の拳(会場笑)! で、「今日も負けたか……」と立ち食いそば屋さんに行って、カレーセットを頼む訳ですよ。カレーはルーだけ、そばも半分。5分で終わる、俺の晩飯(笑)。それで、「明日も早いからもう帰ろう」って、その繰り返し。大変ですよ、本当に(笑)。

MC:皆さん、「どこからが本当で、どこからが嘘なのか」と思っていると思いますけれども(笑)。

藤原さん:
いや、これ本当なんだって(会場笑)! すっごく大変だったんですから! スーパー行ってキムチ鍋の素を買っても、入れるのは野菜だけ。豚肉なんか食べない。そうやって細々と暮らしていました。焼き肉なんか食べません(会場笑)。それで、クランクアップの日に、「今日だけは何か食べよう!」と思って、スタッフさんがつきあってくれて、恵比寿の松玄でフグ食べて。その後、マネージャーをつかまえて「サウナ行こう」って、朝6時ぐらいにサウナに行ったら、体重が54キロになってましたからね(会場驚)。それで、「これは食った方がいい」と思って、そこから人生逆転しましたね(会場笑)。

MC:では、今は体重は戻って……。

藤原さん:
戻りました。もう、しっかりしないといけない(笑)。

MC:そのお陰でファンの皆さんは、今までとは違った藤原竜也さんが観られましたね。コンビニでバイトする藤原竜也、見たことありますか(会場笑)。

藤原さん:
コンビニでバイトしてみたかったんです、昔から。僕、14歳で蜷川さんに引っ張られてこの世界に入りましたから、バイトをしたことがないんですよ。毎日、現場に行けば蜷川幸雄に泣かされ、ホリプロにも男性寮があるんですけど、駅前の吉野家とか松屋で晩飯を済ませ、「何してるんだろう?」って思ってました。ロンドンに行くことになった時も、ロンドンに行くことがどういうことなのかも分からない。演劇も分からない。そういう人生だったんですよね。

MC:聞いていると、カイジに近いような印象を受けますね。

藤原さん:
そうです。日曜日の朝10時からパチンコに行ったりもしてましたし。18歳を過ぎてからですよ(会場笑)。そういう生活もあったんです。

MC:今日は映画のキャンペーンですけれども、後ろをご覧ください。素敵な眺めです。

藤原さん:
なんか、長渕剛さんって感じですね(会場笑)。横浜スタジアムとかね。

MC:横浜には普段から来ますか?

藤原さん:
横浜スタジアムで長渕剛さんのライブがあって。僕、「とんぼ」が好きなんですけれど、ライブの「とんぼ」のところで空撮されている中に僕が映っているので、皆さん観てみてください(会場笑)。

MC:それはヒントなしでも分かりますか?

藤原さん:
細かく分析していったら俺が映っていたんです。6人ぐらいで行ったんですけれど、その左端が僕です(会場笑)。横浜ってそういうイメージです。

MC:もっと素敵な話が聞けるかと思ったんですが(会場笑)。

藤原さん:
横浜じゃないですが、横須賀には按針塚があるということで、今度の芝居「按針」も観に来てください。

MC:今日はそんな訳で、エスポワール号で「カイジ」にちなんでジャンケンゲームを行いたいと思います!

藤原さん:
プレゼントがすごいんだよね! 日本テレビ、藤村プロデューサーから「カイジ」前売り券10枚をプレゼント! そして、10月10日の舞台挨拶付きペアチケットを用意しています(会場拍手)。

MC:ちなみに、この10枚というのは台本にはございません! 藤原さんが決めちゃいました(会場拍手)。大変なことになりましたよ。藤原さん、ジャンケンは強いですか?

藤原さん:
強いです。

MC:それでは、今回は11名の方にプレゼントということでよろしいですね?

藤原さん:
いや、1名だけです。1名に全部プレゼント!

MC:いや、これにはお客様も困惑してます。「10枚どうするんだ、それはないだろ」と、気分はブーイングですよ(会場笑)。

藤原さん:
失礼しました(笑)。11人です。では、よろしくお願いします! 皆さん、一発勝負ですよ! そして、周りを見てください。今日は黒服軍団が来てますから、負けたら地下帝国ですよ(会場笑)。


<皆さんとジャンケンする藤原さん>
■ここで、会場に集まった200名のファンの方と藤原さんがジャンケンを行いました! 藤原さんに勝った13名のうち、最終的に勝ち残った1名に初日舞台挨拶のペアチケットとサイン入りプレスが、惜しくも破れてしまった3名の方には、サイン入りプレスが藤原さん本人から手渡され、残りの9名には前売り券がプレゼントされました!

MC:(優勝した方に)どちらからいらしたんですか?

お客様:
横浜市から来ました。地元ではないんですが、最近引っ越してきました。

MC:生でお会いした藤原竜也さんはいかがですか?

お客様:
とっても素敵な方だなと。

MC:ちなみに、このペアチケットは誰と観に行きますか?

お客様:
今日も一緒に来ている彼氏と一緒に観に行きたいと思います。


<直筆のサインと共に賞品をプレゼント!>
藤原さん:
彼氏さん、どちらにいらっしゃいますか? 彼氏さん、ちょっとこちらへ。

MC:今日はサプライズがいっぱいですね! 彼氏さん、こんなに素敵な彼女が見事にペアチケットを勝ち取りました。何て言葉をかけてあげますか?

彼氏さん:
愛してるよ(会場歓声)。

藤原さん:
ラブラブじゃん! ありがとうございます(笑)。

■最後に、藤原さんから会場に集まった皆さんに向けて、メッセージが送られました!

藤原さん:
横浜だけでなく、全国に行かせてもらいました。自分はこういう性格なものですから、多くのスタッフの方に迷惑をかけていると思いますが(会場笑)、一人でも多くの方にこの映画を観てほしいと思っています。本当に豪華なエンタテインメント作品になっていると思うので、ぜひ宣伝してほしいなという気持ちです。このイベントに皆さんに来てもらえたこともすごく嬉しいです。10日までまだ少し時間がありますから、まだまだ頑張っていこうと思っています。本当に皆さん、ありがとう。「今日を頑張り抜いた者に明日が来るんだ」とこの映画でも言っていますけれども、僕も俳優以前に人として頑張っていきたいと思います。やれるかどうかじゃない、やらなきゃダメなんだ、みんな(会場歓声)!

囲み取材

Q:イベントが終わりましたけれど、いかがでしたか?


<人生逆転、なるか>
(C) 福本伸行・講談社/2009「カイジ」製作委員会
藤原さん:
楽しかったですね。楽しかったけれども、みんなに迷惑をかけてしまって、ちょっと後が怖いなと思います(会場笑)。でも、こうした一つ一つのことが、盛り上がりに繋がればいいなと思います。

Q:ああいったサプライズは普段からされているんですか?

藤原さん:
全然、やりません。でも、今日はせっかくの日曜日に来ていただいたということで、「悪いかな」と思って。

Q:映画の中では地上250メートルの鉄骨を渡りますが、今日の鉄骨はいかがでしたか?

藤原さん:
低すぎました(会場笑)。走れますよ。

Q:どの辺なら行けますか?

藤原さん:
(手すりを指さして)この辺は大丈夫ですね。

Q:「カイジ 人生逆転ゲーム」というタイトルですが、人生で逆転したことはありますか?

藤原さん:
14歳の時に池袋で声をかけられ、演劇の世界に引っ張られ、蜷川幸雄という偉大な演出家に出会った。それが転機ですから、逆転といえばそうなるのかなと思いますけれども。あとは、深作欣二さんとの出会いですね。色々な人との出会いによって、変わってきたと思います。

Q:エスポワールは、フランス語で「希望」という意味なんですが、藤原さんがいま希望することは何ですか?

藤原さん:
希望はただ一つ、本当に一人でも多くの人にこの映画を観てほしいなということですね。

Q:撮影が終わったら、体重が54キロになっていたという話でしたが、元々何キロあったんですか?

藤原さん:
64キロぐらいありましたね。今までこれだけ出ずっぱりな映画ってなかったですし、ずっと芝居をしていたという、本当にすごく大変な撮影だったので、2カ月間駆け抜けて、自然と落ちていったという感じでした。今は60キロぐらいじゃないですかね。

Q:パチンコ屋さんに行ったという話も出ていましたが。

藤原さん:
行きました。ギャンブルに没頭している人たちの表情や空気を感じたくて、街の小さなパチンコ屋さんに通って、隅の方でずっとやってました。やっぱりハマる人の気持ちが分かりましたね。あんなに雑音がすごいのに、それが逆に集中できたりとか。8、9割、負けてましたけどね(会場笑)。行って良かったなと思います。

Q:ギャンブルは普段もするんですか?


<地上250メートルという設定の鉄骨渡り>
(C) 福本伸行・講談社/
2009「カイジ」製作委員会
藤原さん:
たまに競馬に行きます。後は海外でカジノに行ったりもしますけれど、普段はあまりしないですね。

Q:では、カジノに行った経験も活かされた?

藤原さん:
それがあまりなくて、心理戦なので、しっかりと共演者の方と向き合わなきゃならない状況が多くて。だから、カジノの経験を活かすというよりは、お芝居をどうするかという感じでした。

Q:イベントでは撮影OKと言っていましたが、事務所の人から怒られませんか?

藤原さん:
まあ、怒られるでしょうね(会場笑)。

Q:まだ怒られてはいないと。

藤原さん:
こういう発言や行動に責任を持つのは当然自分だし、言うからにはそれなりにしっかりやっていかなければならないと思うので、自分に改めて喝を入れるという意味でも、悪くはないと思いますけどね。

Q:こういったサービスをしたのは、いつ以来ですか?

藤原さん:
「デスノート」以来ですね。みんなに楽しんでもらわないと。楽しんでもらえれば、間違いではなかったかなとおもいます。

Q:撮影で一番大変だったことは何ですか?

藤原さん:
鉄骨渡りですね。大量の雨を降らされ……。地上250メートル(という設定)のところですからね。足腰は痛いし、本当に大変でしたよ。

Q:撮影にはどのぐらいかかったんですか?

藤原さん:
2週間ですね。松山ケンイチくんと、光石研さんと、ほぼ毎日、朝8~9時から深夜2~3時までやってました。

Q:慣れましたか?

藤原さん:
鉄骨渡りをやって思ったんですが、どこの現場に行っても「楽しめるな」と思いました。これぐらい大変な撮影ができるなら、どんなことも楽しめるだろうと。でも、鉄骨はもういいです(会場笑)。

Q:これから逆転したいことは何かありますか?

藤原さん:
信用を勝ち得るためには長い階段を上らないといけないですけど、信用を失って仕事をなくすのは一瞬なので、逆転したいというよりは地道に、今あることをしっかりやっていくことだと思います。

「カイジ 人生逆転ゲーム」公式サイト